JR貨物交友会総会が開かれるJR貨物交友会の総会が2006年2月17日にJR貨物本社ビル内で開催された。
挨拶でJR貨物の伊藤 直彦社長は次のように述べた。
年末年始に貨物列車100本を通常通り運転したことについて、「国鉄時代を含めて初めて大規模な復活運転を実施したが、これは民間会社になったからできたというよりも、むしろ"鉄道員魂"が貨物社員の中に生きていたということであり、正月を返上して輸送に当たったことを素直に喜んでいる」と話した。また2007年が国鉄の分割民営化20周年になることから、「国鉄改革が完全民営化を成し遂げるということであるならば、JR貨物はまだふもとにたどり着いた段階であり、これから頂へ登っていく出発点にいる。一つ二つと峠を越えて、完全民営化という頂上に向かっていきたい」とした。
JR貨物交友会は、JR貨物の管理職社員と同社OB・旧国鉄貨物局在籍者らが構成する。会長は太田 知行・日本フレートライナー相談役、副会長は伊藤・JR貨物社長。総会には、橋元 雅司・ジェイアール貨物=リサーチセンター理事長、中島 啓雄・参議院議員、今村 雅弘・衆議院議員など、関係者約400名が出席した。
