2006年1月の輸送概況JR貨物は2006年2月15日、2006年1月分の輸送実績(速報値)を発表した。コンテナが対前年同月比101.4%の160万6千トン、車扱い(社線分含む)が100.5%の151万1千トン、合計は101.0%と前年を上回った。
コンテナの品目別では、農産品が108.1%、自動車部品(雪害の影響がなかった)が119.0%、紙パルプ等が105.8%と好調だった。車扱いは、セメントが112.9%、石灰石が105.3%、石油が101.1%だった。
年度累計は、コンテナが対前年同期比101.5%の1851万3千トン、車扱いが100.5%の1210万5千トン、合計は101.1%の3061万8千トンだった。
期間中は、羽越線の列車脱線事故や日本海側を中心とした大雪などで、高速貨物列車401本、専用貨物列車7本が運休した。
また日本通運が2006年2月6日に発表した、1月分の同社の鉄道コンテナ取扱実績は、前年同期比100.7%の15万886個だった。[b]
北海道・東北・中部の3地区が前年実績を上回った(それぞれ104.6%、102.9%、104.9%)。最も落ち込みが激しかったのは九州地区の94.9%だった。
下半期の累計は102.6%の70万6542個。
