鉄道貨物協会が会員向けの講演会を開催鉄道貨物協会は2005年11月18日、東京都千代田区の東京商工会議所ビルで講演会を開催した。講師は、元通産事務次官で日本貿易振興機構(JETRO)理事長の渡辺修氏。
協会会員各社から出席した約150名が聴講した。講演のテーマは、「東アジアの経済統合と今後の日本経済」。
エネルギーに制限されるので中国が無敵になるわけでなく、「日本の高付加価値製品の優位性は変わらない」と、中国脅威論の誤謬を指摘した。そして、「心からの交流と技術力など日本の持つ強みを生かせれば、日本は歴史上初めて、人口が減る中にあっても発展を続けていける国になるだろう」など、東アジア各国との交流の重要性を指摘した。
