岡山操車場の記念碑が建てられる旧国鉄岡山操車場跡地に2005年10月1日に開業した北長瀬駅の南広場に、同操車場を記念する碑が建てられた。操車場の歴史を後世に伝えるとともに、殉職者の冥福を祈るため、国鉄OBが中心となって建てたもの。万成石で、高さ・幅ともに160cm、銅板に岡山操車場の歴史が記されている。碑銘はOBで日本書芸院参与の松岡 圭峰氏が揮毫した。250人のOBらから130万円の寄付を集め、費用に充てた。
除幕式で記念碑の建立に力を注いだ船守美敏氏は、「貨物輸送の拠点として戦後の日本経済発展に寄与した岡山操車場の歴史を後世に残すことができた意義は大きい」と挨拶した。
岡山操車場は1921年に開業し、岡山地区の貨物輸送の拠点となっていたが、1990年3月にJR貨物西岡山駅に業務を引き継ぎ廃止された。
操車場では、(低速で)走行中の貨車に係員が飛び乗り人力でブレーキをかける作業があるなど、危険な職場でした。
