札幌通運と中央通運が合併と報じられる札幌通運(本社札幌市)と中央通運(本社東京都)が2005年10月1日付で共同持ち株会社「ロジネット ジャパン」を設立し、経営統合する。
札幌通運と中央通運は新会社の完全子会社となるが、独立した会社としての運営を続ける。両社は輸送ネットワークを相互補完し、人材・営業力を共有し、事業の拡大と企業価値向上を図っていく。このため、経営資源や情報システムなどを有機的に結合する方針。
新会社は本社を札幌市におく。資本金は10億円。代表取締役社長に木村 輝美・札幌通運社長、副社長に植田 義明・中央通運社長が兼務する。
2005年6月末の両社の株主総会で承認を得る予定。札幌通運は9月27日に上場を廃止、新会社が10月1日付で札幌証券取引所に上場する。札幌通運株1株に新会社株1株、中央通運株1株に新会社株45株が交付される。
札幌通運は1950年3月の設立。資本金8億3千万円、2004年度の売上高は276億円、社員数は914人。
中央通運は1950年4月の設立。資本金9500万円、2004年度の売上高は68億円、社員数は145人。
