日本オイルターミナルが2004年度決算を発表JR貨物グループの日本オイルターミナルが2005年6月9日、2004年度の決算を発表した。
売上高はプラス0.1%の138億2500万円、営業利益はマイナス50.2%の2億9800万円、経常利益はマイナス51.3%の2億6700万円、当期純利益はマイナス41.4%の1億6900万円だった。
2004年7月に新日本石油の北旭川油槽所と西帯広油槽所の運営を移管され、取扱量は前年比プラス11.7%の996万7千キロリットルと2年連続で過去最高を更新したが、単価が下がったため、利益は減少した。
旭川と帯広をのぞく既存の9営業所(札幌・盛岡・郡山・宇都宮・高崎・八王子・上田・松本・高知)の取扱量は、上期が390万3千キロリットル(プラス10.5%)、下期が543万3千キロリットル(プラス0.7%)、合計はプラス4.6%の933万6千キロリットルだった。
上期はタンクローリーの24時間出荷などで大幅なプラスとなったが、下期は暖冬だったことなどから伸びが鈍った。
