線路工事で置き忘れた標識に貨物列車が衝突2005年5月28日午前4時30分頃、JR東海道線の尼崎駅構内を通過していた貨物列車の運転士が、約100メートル先の線路内に看板が立っていることに気づき非常ブレーキをかけたが、看板と衝突、看板は跳ね飛ばされた。車両に異常は生じなかったため、約30分後に運転を再開した。
この看板は、JR西日本の関連会社が午前0時30分頃から約2時間に渡り線路内で作業する際に設置したもの。高さ1.4メートル、幅40センチメートルで、鉄製。線路が"閉鎖"されていることを示す標識だった。
作業(バラストの突き固め)を終えた際に、関連会社の社員が撤去するのを忘れていた。
衝突した貨物列車は、福岡貨物ターミナル駅発・名古屋貨物ターミナル駅ゆきの25両編成。当時は時速約100kmで走行していた。
