2005年4月 JR貨物輸送の概況JR貨物は2005年5月18日、4月の輸送実績(速報値)を発表した。輸送量はコンテナが対前年同期比101.0%の195万2千トン、車扱い(社線分含む)が101.6%の116万6千トン。合計は101.2%と、2004年8月以来8ヶ月ぶりに前年を上回った。福岡県西方沖地震のため高速貨物列車50本が運休したが、下旬に、ゴールデンウィーク前の輸送需要に応じて設定された臨時列車などが増送に貢献した。
コンテナは、生育の遅れで生野菜青果物が前年同期の74.6%にとどまったが、トヨタ自動車の部品輸送が始まった自動車部品が121.4%、農産品が126.6%、他工業品が105.5%を記録した。車扱いは、低温の影響で石油が107.5%と好調だった。
なお車扱いは2ヶ月連続の前年同期プラスだった。
