北海道運輸局が道内のJR2社に立ち入り検査を決定北海道運輸局は2005年3月15日までに、JR貨物北海道支社とJR北海道について4月に立ち入り検査を実施すると決定した。
同局安全対策課によると、検査は、鉄道事業法に基づく行政指導の一環。2社が4月に文書で提出する事故・トラブルの再発防止策の実施状況をチェックするため、現場に担当官を派遣する。運転所や保線現場に入るほか、列車に添乗することもある。
JR貨物北海道支社は、2005年1月以降、12件の事故・トラブルを同局へ報告している。JR北海道は9件。
なお路面電車が2件の事故を起こした札幌市交通局についても、同局は立ち入り検査を行う。
なおJR北海道への検査は、JR西日本の福知山線で列車が脱線した4月25日にも行われていたようです。[b]
