秋田県の小坂鉄道で濃硫酸を積んだ貨車が脱線2004年11月9日14時20分頃、小坂鉄道小坂線の大館駅と茂内駅の間の秋田県大館市雪沢小雪沢で、濃硫酸を積んだタンク貨車が脱線した。15両編成の貨物列車のうち、前より10両が脱線し、3〜5両目は横転した。ほかに1両が横に傾いた。運転士と車掌が列車には乗っていたが怪我はなく、貨車から漏れ出た濃硫酸もなかった。
積み荷の濃硫酸は純度が98%で、各車39〜40トンを積載。液状で、触れると皮膚がただれる。製造後、秋田市内の工場へ輸送する途中だった。
列車は小坂発・大館ゆき。ディーゼル機関車2両で、貨車13両を牽引していた。
現場は左カーブとなっている。
小坂鉄道は大館市と小坂町の間を結んでいる貨物専用の鉄道。
