JR貨物で車両点検の不備が1件判明、国交省指示の一斉調査の結果国土交通省は全国の鉄軌道事業者約200社の鉄軌道施設・車両へ定期検査状況を総点検するよう指示し、その結果(7月22日現在)を2004年7月23日に発表した。
不備があったのは20の事業者。JR貨物は、検査期間が5日超過していた車両が1両 見つかった。三岐鉄道では走行装置探傷検査が3ヶ月以上経過していた車両が18両 存在した(貨物用の車両かは不明)。
不備のあった事業者には各地方運輸局が立ち入り検査し、詳細を確認する予定。また同省は、定期検査の厳正な実施を指示する通達を全国の鉄軌道事業者へ出した。
JR西日本の山陽新幹線で定期検査の不備が発覚したことから、今回の総点検が実施された。
