2004年7月、JR貨物 輸送概況JR貨物は2004年7月分の輸送実績(速報値)を8月11日までにまとめた。コンテナは対前年同月比プラス6.0%の189万3千トン、車扱いはマイナス6.3%の109万3千トン。全体ではプラス1.1%となった。
コンテナのうち、宅配便などの積み合わせ貨物はプラス16.3%、自動車部品はプラス25%を記録。政府米の緊急輸送が終わったものの飼料米の輸送が入ったことから農産品もプラス7%となった。ビールや発泡酒の消費が猛暑で好調だったことから、食料工業品もプラス8,9%だった。
車扱いは、石油がプラス3.4%だった。猛暑のためマイカーのエアコンをドライバーがフル稼働させガソリンの消費が増えたことが要因。
7月は新潟・北陸地区で大雨があったことなどから、コンテナ列車194本と車扱い列車37本が運休した。
