日本オイルターミナルが北海道カンパニーを設置日本オイルターミナル(OT)は2004年7月1日、新日本石油が北旭川駅と西帯広駅構内に設けている営業所(油槽所)の移管を受け、両所に営業所を開設した。それぞれOTの旭川・帯広営業所となる。またOTはこれにあわせて組織機構を変更し、北海道地区を担当する北海道カンパニーを札幌営業所内に設置した。
新設された営業所のタンク容量は、旭川がタンク11基で計2万7543キロリットル、帯広が6基で計1万6558キロリットル。年間取扱量は、旭川が約50万キロリットル、帯広が約30万キロリットル。
また北海道カンパニーの社員数は約40名。トップに就いたのは小野千秋取締役。
今回の移管は、新日本石油が業務効率化を狙いにOTへ持ちかけた。OTは鉄道貨物の利用促進・物流ネットワークの拡大が可能と判断し、受け入れた。
移管によって2005年度上半期の北海道内のOTの取扱量は、前年同期に比べ約21%増えた。
