JR貨物が組織変更JR貨物は定時株主総会が開かれる2004年6月24日に組織変更を行う。1996年3月に総務部へ統合された総務・人事部門を再び独立させ、総務部と人事部を設ける。新人事や賃金制度・要員計画など人事部門の重要性が増したため。また総務部に広報室を新設する。
1999年6月に発足したロジスティクス総本部の直下に設置されていた営業推進本部と物流システム本部は、新たに設置されるロジスティクス本部へ統合する。保全部は保全工事部へ改称する。
関連事業を担当する開発本部は事業開発本部へ名称を改める。開発部とグループ戦略部を設置し、前者が新規事業計画や既存事業管理、後者がグループ戦略を担当することとする。
伊藤直彦社長は2004年6月15日の会見で、「時代や経営環境の変化に組織形態を合わせるのが、今回の機構改革の狙い」と述べている。
