JR貨物・2004年6月輸送概況2004年6月のJR貨物の輸送実績は、コンテナが前年同月比108.4%の181万2千トン、車扱いが98.4%の109万2千トンだった。全体では104.4%だった。
コンテナの積み合わせ貨物は119.9%の21万7千トンを記録。伊藤直彦社長は7月14日の会見で、積み合わせ貨物の増送について「モーダルシフトの流れが着実に現れている」と分析した。
期間中、台風6号で34本の列車が運休した。
またJR貨物は2004年度第一四半期(4月〜6月)の輸送動向をまとめた。コンテナは対前年同期比104.4%の537万3千トン、車扱いは97.4%の325万4千トンだった。合計は、101.6%の862万8千トン。
コンテナは、食料工業品とエコ関連物資がマイナス。しかし「スーパーレールカーゴ」の積み合わせ貨物や、自動車部品などは大幅に増加した。
車扱いは石油が106.0%の195万5千トン。しかしセメントや紙・パルプ、化学工業品などは前年を下回った。
