旧国鉄宇品線の宇品駅プラットフォームが撤去廃止後も残っていた、旧国鉄宇品線の宇品駅プラットフォーム跡(広島市南区宇品海岸3丁目)が道路工事のために撤去されることとなり、2004年5月9日、地元住民らがイベントを開催し名残を惜しんだ。
宇品線は軍用線として、日清戦争が勃発した1894年に開業した。その後、山陽鉄道に払い下げられ一般営業を開始した。
戦後もしばらくは営業された。
この線に乗り多くの日本軍兵士が戦場へ出征、戦地で亡くなった人も少なくない。その数は延べ600万人。
イベントには住民や工事関係者・広島市南区の職員など約40名が参加した。広島のプロの鼓弓奏者が宇品にちなんだ曲を演奏し、同駅をテーマに住民が今回 つくった詩が朗読された。
