JR貨物北海道支社が「モーダルシフト説明会」を共催JR貨物北海道支社は鉄道貨物協会北海道支部と共同で「モーダルシフト説明会」を開催する。2004年5月18日は15時から札幌のセンチュリーロイヤルホテル、5月27日は14時30分から帯広のホテルノースランド帯広、6月8日は15時から函館の函館国際ホテルでそれぞれ実施する。
説明会は国土交通省の「モーダルシフト促進キャンペーン2004」にあわせたもの。同省に前年度に認定された「環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験」の4件を紹介するとともに、同制度の応募要領を説明する。
また地球環境に鉄道貨物がやさしいことをアピールするため、5月8日から24日まで「花と緑のキャンペーン」を行う。札幌や函館など主要駅の駅前で花の種1万袋を配布するもの。
18日の札幌市内の会場には、JR貨物や荷主企業・通運事業者など約100名が出席した。[b]
荷主と通運・JR幹部が出席し意見を交換していた荷主懇談会とは異なり、現場責任者レベルも出席し、身近なレベルで意見を交換した。[b]
また環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験において、北海道で認定された案件を紹介するビデオが放映された。31フィート大型コンテナを使って宅配便や野菜などが鉄道にシフトしており、荷主企業物流担当者の「JRは、利用してみると思った以上に便利。輸送効率に優れた大型コンテナの利用で、運賃面もトラックやフェリーにそん色ない」という言葉が紹介されると、参加者はうなずいていた。[b]
会合にはJRの相談会も併設され、行列ができていた。[b]
