JR貨物交友会の総会が開かれるJR貨物交友会の第24回総会が2004年2月13日、JR貨物本社ビルで開かれ、約300名が出席した。
新しく会長に選任された太田知行理事(日本フレートライナー会長)は、「貨物鉄道の輸送量が連続して増えたのは、最近30年間では車扱いからコンテナ中心に切り替えた53.10(1978年10月ダイヤ改正)以降とJR貨物が発足した87年、そして現在の3回だが、過去2回は急激な伸びの後に反落があった。今回はそういうことのないように貨物の伸びを関係者が一致結束して支え、貨物鉄道事業の復権を本物にしたい」と挨拶した。
また、JR貨物の伊藤直彦社長は、「最近、輸送量がずっと伸び続けているのは環境問題という追い風ばかりでなく、われわれ当事者が経営努力で効率的な物流体系を構築してきたから。荷主企業の皆さんが求めるのはコスト面のメリットにまして安全安定輸送で、当社としても安心して貨物を預けてもらえるよう今後も一層努力したい」と述べた。
同会は、JR貨物の現職幹部社員と、同社OB、国鉄貨物局の在籍者などがメンバー。
