イランで貨物列車が脱線し炎上・爆発、死者多数イラン北東部のホラサン州ネイシャブール近郊で2004年2月18日未明(現地時間)、ガソリンなどを満載した貨物列車が駅(操車場)から無人のまま動き出して脱線し、火災が発生した。
その数時間後の午前10時頃、消化・復旧作業中に硫黄を積載していた車両で爆発が発生した。別の車両のガソリンなどへ次々と引火し、大規模な爆発となった。
近くの住民や消防隊員が消化作業などに当たっていたため、この爆発で、180人以上が死亡し、300人以上が負傷した。
線路沿いの5つの村は炎と爆風に見舞われ、周囲10km以内の家屋の窓ガラスはすべて割れるなど、大きな被害が出た。爆発音は、現場から70km離れた町にも届いた。
貨物列車は51両編成。17両に硫黄、6両にガソリン、7両に農薬が積まれていた。
また貨物列車が脱線したころに小さな地震があったとのこと。
