国土交通省が「物流最適化に向けた情報システムのあり方検討会」設置国土交通省は「物流最適化に向けた情報システムのあり方検討会」を設置すると、2003年12月3日付で公表した。[b]
委員会は、環境負荷が低く、鉄道・トラック・海運など複数の輸送モードの事業者が情報を共有することで荷主企業のニーズにマッチした物流体系を構築することを目標としている。鉄道と内航海運の運行ダイヤを検索可能な単一のシステムや、インターネットのウェッブサイトで最適な輸送方法を検索し輸送予約も可能なシステムなどが考えられている。
委員長は東京海洋大学の苦瀬博仁教授、委員には埼玉大学の長谷川孝明助教授や関東学院大学の中泉拓也専任講師など学識経験者と、荷主企業・物流事業者の代表が参加している。同省からは、関係部局の課長クラスが参加。
調査の趣旨・方向性や、過去の調査や既存の情報システムの課題と可能性を柱に、検討している。
2003年12月の初会合で発足し(おそらく12月5日が初会合[b])、2004年2月27日の会合が第3回目。3月まで検討を続け、2003年度内に報告書をまとめ公表する方針で同省は臨んでいる。
