トラックへの規制強化についてJR貨物・伊藤社長がコメントJR貨物の伊藤直彦社長は2003年10月16日の会見で、9月から大型トラックにスピードリミッタの装着が義務付けられ、10月から東京都などでディーゼル車の環境規制が強化されたことについて、「まだ規制がスタートしたばかりなので当社として目立った現象は現れていないが、業界では既に環境規制に対応できない零細なトラック事業者が廃業を決めるなど今後、徐々に影響が表れてくると思う。しかし、当社の基本姿勢はあくまで鉄道の得意とする長距離輸送をレールにシフトさせること。規制が始まったから鉄道を利用してもらうのでなく、鉄道のメリットを評価してもらう中で利用促進に取り組みたい。そのためにも何より品質管理を重視して、輸送トラブルを絶滅したい」と話した。
