2003年10月・JR貨物輸送実績JR貨物は2003年11月12日、10月分の輸送実績(速報値)を発表した。コンテナは対前年同月比プラス8.8%の210万2千トン、車扱いがプラス1.2%の136万4千トンだった。全体は5.7%のプラス。コンテナは12ヶ月連続のプラス。
コンテナはすべての品目が前年実績を上回った。災害などを除けば1994年11月以来の快挙。冷夏による政府米の緊急輸送で農産品がプラス70%のほか、トラックのスピードリミッタ義務化による宅配便などのシフトで特積み貨物も13.9%を記録した。
車扱いは、苫小牧で発生した製油所火災で代替販売した石油元売会社が鉄道を積極的に利用し石油類がプラス6.5%となった。
車扱いの対前年比に、前年の中部国際空港建設土砂輸送はカウントされていない。
