鉄道コンテナ利用キャンペーン2003が始まる

全国通運連盟はJR貨物と共同で「鉄道コンテナ利用キャンペーン2003」を展開している。キャッチフレーズは"使ってなっとく鉄道コンテナ輸送"。期間は2004年3月末まで。
キャンペーン中は以下の施策を実施する。

インターネットのウェッブサイトで「ネット物流学校」を開設し、子供向けに鉄道貨物の仕組みを紹介する。小学校5年生がターゲットで、副読本として使ってもらうことも視野に入れ作成されている。
鉄道に縁の薄かった中小企業約5千社に、コンテナの利用方法を紹介したダイレクトメールを発送。各地区ごとにコンテナの利用説明会や営業担当者によるローラー作戦などが予定されている。
また未利用荷主に鉄道コンテナを試用してもらう「お試しキャンペーン」も実施。
JR貨物と通運業者ががっちり握手するイラストの入ったポスターも作成した。
以下のように、各種のイベント・シンポジウム・環境展へ参加する。

エコ・テクノ2003

2003年10月22日〜24日、北九州市

鉄道貨物シンポジウム

2003年11月21日、仙台市

エコプロダクツ2003

2003年12月11日〜13日、東京ビッグサイト

ENEX2004

ビジネスと省エネルギーのフェア。
2004年2月12日〜14日、東京ビッグサイト
2004年2月19日〜21日、インデックス大阪

地球環境問題に関するアンケートを企業へ実施し、その結果を公表することも行った。

JR貨物から出向の同連盟・木村徳彦調査役は、「今回のキャンペーンを機に貨物鉄道の利用促進とともに、通運事業者も新たなビジネスチャンスを生み出してほしい」と話している。

参考文献

• [a] 交通新聞,2003年11月12日