JR貨物、2003年8月の輸送概況JR貨物は2003年8月の輸送実績(速報値)を9月16日にまとめた。コンテナは対前年同月比プラス1.6%の164万4千トン、車扱いはマイナス2.9%の110万8千トン、全体はマイナス0.3%だった。コンテナは10ヶ月連続のプラス。
コンテナは、北海道産の大根・人参など生野菜青果物がプラス12.3%、酒・ビールは冷夏だったが一部メーカーが九州地区からの出荷を鉄道としたためプラス11.9%、宅配貨物などの特積み貨物もプラス7.5%だった。
車扱いはメーカーの生産体制変更でセメントがプラス25.9%、冷夏で自動車のエアコン稼働率が低かったため石油はマイナス3.4%だった。
8月は、神奈川県と静岡県東部で局地的な集中豪雨があり、コンテナ列車147本と車扱い列車15本が運休した。
車扱いは、前年度の中部国際空港建設土砂輸送はカウントしていない。
