2003年7月のJR貨物・輸送概況JR貨物は2003年7月の輸送実績(速報値)を8月8日にまとめた。コンテナは対前年同月比プラス5.4%の178万7千トン、車扱いはマイナス4.2%の116万5千トンだった。全体では1.4%の伸び。コンテナは9ヶ月連続のプラス。
コンテナの品目別では、廃棄物などのエコ関連貨物がプラス15%、酒・ビールがプラス17.1%(メーカが出荷を集中させたため)、宅配便などの特積み貨物はプラス18%だった。
車扱いは、セメントとその他貨物以外は前年を下回った。
7月は、中国・九州地方の局地的な集中豪雨によりコンテナ列車134本と車扱い列車11本が運休した。
なお上記の対前年比はすべて、前年の車扱いの中部国際空港建設土砂輸送の数字を除いて計算されている。
