全国通運業連合会が大会全国通運業連合会は第53回全国大会を2003年6月18日、東京都内のホテルで開催した。会員代表約100名が出席した。
高橋喬郎会長(川崎運輸社長)は、「国土交通省は先に、トラックから鉄道へのモーダルシフト推進に向けたアクションプランを公表したが、プランが実効を伴った施策になるよう本大会を意義あるものにしたい」などと挨拶した。
またJR貨物・伊藤直彦社長は、2年連続の経常黒字は「全国の通運事業者の協力があったからであらためて感謝したい。」2004年から稼動開始するITフレンズは「1960年代にスタートした日本の鉄道コンテナの歴史を塗り替える画期的なシステムで、通運にも大きなメリットになるはず。モーダルシフトの成果が上がるようわれわれ自身も変わりたい。」などと挨拶し、協力を求めた。
そして、以下を柱とする向こう1年間の活動方針を決定した。
同連合会は、全国の地区通運会社約250社が加盟する業界団体。発足は1951年。ヤマト運輸や丸運など大手も加盟している。JR貨物の運輸収入のほぼ4割は会員企業の取り扱い。
