松山の貨物扱いが廃止かJR松山駅付近鉄道高架推進協議会は2003年6月6日、県議会議事堂内で2回目の会合を開き、事業計画を策定した。高架区間を当初計画より200メートル延長し、総事業費は359億円とした(プラス8億円)。完成予定は2005年。
2001年5月の初会合で基本方針を決定、計画地域の測量を進めていた。
計画では、貨物取り扱い施設は車両基地とともに北伊予駅付近へ移転する。当初は、両者併せて8.1ヘクタールの新施設を設ける予定だったが、今回の会合で7.2ヘクタールに縮小された。
また2002年の貨物取扱量は、1997年より4万7千トン少ない12万7千トンと、全国の中でも目立って少なくなっている。このため貨物扱いの廃止の可能性もあり、JR貨物は2004年秋を目処に、廃止か存続か決める方針。
貨物扱いが廃止になると、車両基地の4.4ヘクタールだけが建設されることになる。
この協議会のメンバーは愛媛県と松山市・JR四国・JR貨物。
