東京都港区の汐留貨物駅跡地に「旧新橋停車場」が2003年4月10日に開業した。
1872年に開業した駅舎の姿を鉄筋コンクリートで東日本鉄道文化財団が再現したもので、長さ25メートルのホームがあり、レールも敷設されている。
このレールは、イギリス製の創業当時と同じ形のもの。新潟県の工場で使っていた日本石油加工から譲り受けた。[b]
創業当時の駅舎の基礎石がある展示室やレストランが併設されている。
開館時間は午前11時から18時まで。月曜日は休館。入場は無料。
初日の4月10日は、午前10時50分からオープニングセレモニーが開かれ、女性モデルが明治時代の駅員の制服を披露するファッションショーも行われた。鉄道ファンなど約500名が集まった。
創業当時の駅舎(木造)は1923年9月の関東大震災で焼失している。