JR貨物広島支店がスケルトンコンテナを作成JR貨物広島支店がスケルトンコンテナを作成した。12フィートコンテナの壁を、側の1方だけ残して取り払った。広島車両所の製作。フォークリフトによる荷役作業の訓練に使用する。
広島貨物ターミナル駅で開いた積荷事故防止訓練に初登場した。日本フレートライナーや日本通運、全国通運、荷主の製紙会社など、約30名が参加したこの訓練では、実際に平板の紙を積載し、フォークリフトで貨車やトラックへ積み卸し、コンテナの2段積み、などを行った。またトラックで駅の周囲を走行し、実際に、積荷の移動などを確認した。参加者は、「ちょっとした注意で、荷傷みは完全に防げることがよく分かった」と感想を話していた。
このようなスケルトンコンテナはこれまでに全国通運連盟とJR貨物北海道支社が製作している。前者は、日通の研修センターに貸し出され、教材として活用されている。今回の広島支店のスケルトンコンテナも、広島発のコンテナが到着する東海支社から貸し出しの希望が寄せられている。
