JR貨物、幹部新年挨拶JR貨物の金田好生会長と伊藤直彦社長は2003年1月6日午前、本社会議室で幹部を前に年頭のあいさつを行った。
金田会長は2003年を考えるキーワードとして中国と環境を揚げ、「新しいものに視線を向けながら、今年をJR貨物飛躍の年にしたい」と話した。
また伊藤社長は、「全社員が広報・宣伝マンになって企業PRに努めてほしい」とし、正月の経済紙の見出し"改革、論より実行"を引きながらニューチャレンジ計画の2年目を「実行の年にしたい」と述べた。また正月の新聞に掲載された、大手電機メーカーが環境負荷を減らすため鉄道貨物の利用を始めたという記事に触れ、「こうした部外からエールをJR貨物に対するメッセージとして受け止めてほしい。問題はわれわれ自身が外からの期待にどう応えるかで、商品の品質管理徹底、つまり安定輸送の確保を最優先させたい。」と離した。
また東京・飯田町の同社主体の再開発地区に超高層ビルが3月にオープンすることから、「本当の正月は新年度に入る4月だ。」とし、「仕事に対する問題意識を持ち続けて解決を図ること、そうすればおのずと道は開ける。」と述べた。
