JR貨物・輸送概況JR貨物は2002年12月分の輸送実績(速報値)を2003年1月23日までにまとめた。コンテナは対前年同月プラス2.3%の183万7千トン、車扱いはマイナス5.1%の183万8千トンで、合計はマイナス1.5%だった。
コンテナの品目別では、米が好調な農産品がプラス8.4%、エコ関連貨物がプラス25.8%だった。車扱いのその他貨物は、中部国際空港の土砂輸送が12月21日で終了したため、マイナス37.2%だった。
なお12月25日は一日あたりの取扱量が12フィート換算で17,639個と過去最高を記録した。これまでの最高は、消費税率アップ直前の駆け込み輸送があった1997年3月26日の17,516個。
また年末時期だけ見ると、コンテナ輸送量は前年の308%に達したとのこと。
12月26日には、隅田川駅から札幌貨物ターミナル駅まで、荷主からの要請を受け計画した当日に臨時貨物列車を特別に走らせた。
