日本石油輸送が中間決算を発表日本石油輸送は2002年11月14日、2003年3月期の中間決算を発表した。
石油部門は、ガソリンとA重油以外で前年を2.5%下回る328万キロリットルだった。売上高は5.4%マイナスの43億1千万円。化成品部門は、ISOタンクコンテナを増備し、276個の新規契約が成立した。しかしJRコンテナやタンク貨車で料金値下げ・契約満了が発生し、部門の売上高(交通新聞は営業利益としている)は12億9100万円(マイナス1.3%)だった。
コンテナ部門は通風コンテナを750個新造し、冷凍コンテナも50個増備し、取扱量は0.4%プラスの約24万個だった。しかし売り上げは1.3%マイナスの13億6100万円だった。
子会社による石油輸送は営業努力が実り、5.5%プラスの39億1千万円だった。
| 日本石油輸送(単体) | |
|---|---|
| 売上高 | 6,964(-3.9%) |
| 営業利益 | 185(-14.0%) |
| 経常利益 | 362(-5.4%) |
| 中間利益 | 285(+24.7%) |
| 日本石油輸送(連結) | |
| 売上高 | 10,875(-0.7%) |
| 営業利益 | 50(-41.5%) |
| 経常利益 | 96(-44.9%) |
| 中間利益 | 87(+11.3%) |
連結は、石油類・LPG・化学薬品のトラック輸送を行うエネックスと近畿石油輸送、それに持分法適用会社2社の成績を合わせたもの。
通期の業績予想は、連結で、売上高が236億円、経常利益が8億円、当期純利益が4億6千万円としている。
