東京貨物ターミナル駅構内でエフ・プラザF棟を着工JR貨物は2002年10月8日、東京貨物ターミナル駅構内で「エフ・プラザ東京F棟」の建設工事を開始した。完成予定は2003年7月。札幌通運に賃貸され、同社にとっての新規事業となるペットフードを主にした配送センター・倉庫として利用される。
F棟は東京都品川区八潮の、同駅構内東側のほぼ中央部に建設される。敷地面積 1万4千平方メートル、延べ床面積2万6594平方メートル、鉄骨造り6階建て(塔屋1階建て)。
外資系ペットフード会社のマスターフーズリミテッドの商品を扱う。札通は北海道のほか静岡県以北の東日本地区の物流業務を任されており、F棟により、川崎市とさいたま市の2箇所の物流拠点を統合する。
首都高速道路湾岸線に近いためトラック物流基地として利用していくが、今後は、貨物鉄道の利用も検討する方針。
F棟は2003年6月に完成し、7月から稼働開始した。
エフ・プラザはJR貨物が、駅構内の余剰地などを活用し建設している物流施設などのブランド名。テナントに賃貸しており、同社の関連事業の柱。
