全国通運連盟の通運事業近代化基金融資の受付終了全国通運連盟は2002年10月10日まで、「通運事業近代化基金融資」の利用申し込みを受け付けた。2002年度の融資枠の予定総額は32億2千万円。10月現在、2次分の申し込みを受け付けている。
利用を促すため、地方都市での説明会も開いた。
8月1日の第1次締め切りまでに仙台・名古屋・大阪で開かれた。第1次の締め切り時点で、10月の締め切りまでに他の地方でも開催する方針と報じられている。[b]
この制度は1997年度に創設され、通運事業者が新しい物流施設を建設する場合は1億円、荷役機械やトラック・輸送機器・情報通信システムを導入する場合で5000万円を、設備投資資金として融資する。利子の補助もある。
今年度は、関東・近畿・中部の主要都市で「自動車NOx・PM法」(通称)による規制が始まりトラックの買い替えが必要な事業者が多いことから、新法に適合するトラックを購入する場合に限り利子補給率を1.5%へ増やす(通常は1%)。[b]
