日本オイルターミナルの「新生三ヶ年計画」が報じられるJR貨物グループの日本オイルターミナル(OT)は、2002年度から「新生三ヵ年計画」を開始している。
最重要課題は、タンクローリー配送基地としての営業所の機能強化。設備改良で積み込み時間を短縮し、タンクローリーの大型化に対応する。取扱時間を拡げ、目的地までの道路情報を営業所で集約する。またローリー運転士の利用を見込み、コンビニ形式の店舗を併設する。
また、勤務体系・人事制度などを見直し、能力主義を徹底する。2002年6月に開校した「OT技能塾」も活用する。
グループのオー・エル・エスやサポートオーティーなどもそれぞれ3ヵ年計画を策定し、2004年度の収入目標を、鉄道収入が100億円、営業所収入とグループ企業収入がそれぞれ50億円としている。
