日本の鉄道貨物輸送
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鉄道貨物協会の会長にトヨタの奥田氏が就任

鉄道貨物協会は2002年7月23日、第102回の理事会を東京都内で開催した。今井敬会長の退任を了承し、後任に、奥田碩氏を選出した。奥田氏はトヨタ自動車会長のほか、日本経済団体連合会の会長も務めている。

奥田氏は就任にあたり、「物流は日本経済や国民生活にとって重要な役割を担う分野として、今後さらに発展させなければならない。今や日本は歴史上の大きな転換点を迎え、グローバル化やIT(情報技術)革命、少子高齢化の急速な進展、さらには地球環境問題への関心の高まりといった大きな変化が同時並行的に起きている。このような状況下にあっては、物流も変化に対応した在り方を模索し、発展の道を見いださなければならないだろう」とコメントしている。

今井氏は、前・経団連会長。経団連と日経連が2002年5月に合同し日本経団連が生まれたのを期に財界トップを引退。「鉄貨協のような公職のトップは、やはり財界をリードする現役の方にお願いするのが望ましい」と後継に奥田氏を推薦。事務局側が慰留したが、同氏の決意が固いことから、年度途中の会長交代となった。

なお、トヨタ自動車の傘下にはトラック・バスメーカーの日野自動車がある。一方 でトヨタ自動車は名古屋貨物ター ミナル駅からカーラックコンテナを使った自動車輸送を行っている。
また国鉄時代の一時期は鉄道貨車による乗用車輸送が盛んに行われていた。

ま、誰がなっても、第2東名高速道路が鉄道になることはないでしょう。
(鈴木)

参考文献

年表(2002年7月) 年表(目次)


2002年10月10日 更新
作成 2002年8月3日
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