日通総合研究所が輸送見通しを発表日通総合研究所は2002年7月25日、2002年度の「経済と貨物輸送の見通し」を発表した。
アメリカ経済の年間成長率を2.4%と、当初の6.0%から大幅に下方修正。不正会計の発覚による株価の下落などを反映したもの。日本についても0.1%とした。そのうえで国内貨物輸送量は対前年マイナス2.7%の59億8170万トンと予測。
鉄道貨物も、JRは、コンテナがマイナス2.9%、車扱いがマイナス6.1%、全体で4.4%、JR以外のその他鉄道はマイナス3.8%と見積もっている。
一方でトラックは、自家用がマイナス 3.8%、営業用がマイナス1.9%としている。自家用から営業用への転移が進むと見ている。
また、内航海運はマイナス1.8%、国内航空はプラス2.3%と予測されている。
なお2001年末に発表された「経済と貨物輸送の見通し」では、2002年度のJR貨物は全体で対前年度のマイナス2.8%と予測されている。
