JR貨物北海道支社がスケルトンコンテナで荷役訓練JR貨物北海道支社と日本フレートライナー北海道支店は2002年7月2日、札幌貨物ターミナル駅構内でスケルトンコンテナを使った荷崩れ防止の実技訓練を行い、関係者ら約60名が参加した。
交通新聞に掲載された写真によると、このスケルトンコンテナは北海道支社独自のもので、18C形コンテナを改造したもの。側面・妻面に大きな窓を設け内部が観察できる。
今回の訓練では1個が15.5kgの段ボール箱を230個積み込み、実際にフォークリフトで走行・旋回し、荷崩れの様子を体験した。その結果、時速15km以内の通常走行では荷崩れしなかったが、25kmで走行すると荷崩れが起きた。踏切を渡るときや、急旋回したときも荷崩れした。
荷主から荷物が傷んでいるという苦情があるため、両社は、道内の他の主要な貨物駅でもスケルトンコンテナを使って訓練を行い、荷崩れ防止に努めていく予定。
