全国通運連盟が国交省に貨物鉄道事業に関する申し入れ

全国通運連盟は2003年度予算の概算要求作成にあわせ、濱中昭一郎会長名で、扇千景国土交通大臣宛に貨物鉄道事業に関する要望書を提出した。

要望事項は以下の4点。

幹線物流の環境負荷軽減に向けたTDM実証実験などへの助成拡充

助成制度が一時的なものでは不十分とし、立法措置の検討も求めた。期間延長や補助金増額・補助率アップも要望。

通運関係設備投資に関する助成施策の充実

集配トラックの低公害化が必要であるとし、税制緩和や補助金制度の拡充を要請。

行政手続きの緩和

コンテナ3個積みのセミトレーラーの特殊車両通行許可申請の有効期間延長を要望。現在は1年間のみ。

貨物鉄道事業に関係するインフラ整備

山陽本線の貨物輸送力増強や米原地区での貨物駅新設、着発線荷役駅の拡大、などに理解を求めた。

参考文献

• [a] 交通新聞,2002年8月9日