日本の鉄道貨物輸送
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全国通運連盟が第32回通常総会を開催

全国通運連盟は2002年6月10日、東京都内で第32回の通常総会を開催した。会員代表約300名が出席した。

総会は2002年度の事業方針として、以下を決定した。

また、濱中昭一郎会長(日本通運会長)はあいさつで、新総合物流施策大綱が鉄道と船舶の輸送シェア50%を目標としており、通運へ課せられた使命は大きい。JR貨物2001年度に9期ぶりで経常黒字へ復帰したことは喜ばしい。低公害トラックや鉄道による環境負荷軽減型物流システムの構築などで「貨物鉄道と通運事業の意義をアピールしたい」と、話した。

総会後の来賓あいさつでは、国土交通省の丸山博・政策統括官が、「通運連盟50周年の節目を機に、環境にやさしい物流手段として貨物鉄道と通運が役目を果たせるよう、国土交通省としてもハード・ソフトの両面にわたり総合的な物流政策を推し進めたい」と話した。
またJR貨物の金田好生・会長は、JR貨物の経営環境は厳しいが後戻りしない、「日ごろの通運の皆さんの支援に感謝するとともに、今後も最大限の自助努力を継続していくことを、この場を借りてお約束したい。」と述べた。

全国通運連盟は1952年に発足した通運の業界団体。2002年は創立50周年の記念の年。全国 約500社の通運事業者が加盟している。なお日本通運など自社でトラック・船舶による幹線輸送を行う事業者も加盟している。

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2002年10月10日 更新
作成 2002年6月22日
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