全国通運事業連合会は2002年6月19日、東京都内のホテル(ホテルエドモント、飯田橋)で第52回の全国大会を開催し、会員企業約100社の代表が出席した。
採択されたむこう1年間の事業方針は次のとおり。
また国に対し以下を要望することを決議した。
また慶應義塾大学名誉教授の高橋潤二郎氏が「都市回帰と物流」と題し特別講演を行った。
高橋氏は、コンピュータやネットワーク技術が社会に普及しても「物流は非常に複雑な形態に変化しながらもますますその役割を高めている。21世紀の世界経済を考えた場合、経済成長と環境保護の対立という場面が必ず起きるはずで、その場合に物流業界はどのようなスタンスを取るのか、いずれにしても物流の将来に多様な可能性が広がっているのは確か」と述べた。
なお全国通運事業連合会は全国通運連盟とは別の団体。
日本物流団体連合会が発行した『1999 数字でみる物流』によると、中小企業団体として以下が掲載されている。