鉄道貨物協会が通常総会を開催

鉄道貨物協会は2002年5月29日、東京都内で2002年度 通常総会を開催し、理事・評議員ら約300名が出席した。

決定した活動方針は次のとおり。

トラックから鉄道へのモーダルシフト加速

トラックのスピードリミッタ装着義務化で鉄道へのモーダルシフトが期待されるので、その影響と、鉄道に求められる輸送条件を調査する。

静脈物流を鉄道へ誘致

コンピュータネットワーク(IT)でJR貨物と通運・荷主企業の情報を一元化するシステムを構築する

「鉄道輸送懇談会」を継続

7月の旭川を皮切りに、宇都宮・九州・岡山・四日市・仙台で開催する

また政府などへ次の要請を行うことも決議した。

1. 整備新幹線開業後にJR貨物の負担が増えない施策を確立すること
2. 自然災害による輸送障害を防止するため治水対策を進めること
3. 鉄道と道路との結節点を整備すること

参考文献

• [a] 交通新聞,2002年6月3日