幹線物流の環境付加軽減に関する実証実験地球温暖化問題に対処するため、地球温暖化ガスの排出量を削減する必要が
あり、国土交通省は2002年度から、物流業者・荷主が協力してモーダルシフトや低公害車による共同輸送を試行する場合、一定の効果があると認めれる実験の経費の3分の1を支援する制度を創設した。そして2002年5月1日から公募要領の配布を開始した。
なお、高速貨物電車やスーパーエコシップなど、現在開発中の新技術へ転換する場合も対象となる("新規制に優れた輸送手段への転換"とあるので、従来の鉄道コンテナ利用から"カーゴ21"に転換する場合も対象になると思われます)。
支援を受けるには、学識経験者等で構成される検討会の推薦を受ける必要がある。また二酸化炭素削減効果の高い施策から支援していく。補助対象期間は最長 2年間。
募集期間は2002年5月31日から7月3日まで。7月末に検討会で推薦事業を決定し、8月上旬に支援事業を認定する。そして8月中旬から補助金交付申請が可能となり、2003年3月に対象事業の評価・分析を行う(継続事業についても実施)。
対象事業の認定は当初の予定よりやや遅れ、9月10日に行われた。
