JR貨物が技術業務研究発表会を開催JR貨物は2002年3月1日、本社会議室で2001年度・技術業務研究発表会を開催し、6件の発表があった。
最優秀賞は愛知機関区の「平軸受け装置、保守管理の強化」が受賞した。
電機機関車の検修の際の台車軸受の細かい傷の発見方法を改良した。検査灯の鏡を拡大、独自に測定器を作成、という改善を施し、1〜2ミリメートルの小さな傷まで発見できるようになった。車軸の発熱トラブルを未然に防止することが可能になった。
物流システム本部長賞は札幌機関区の「技術継承用作業マニュアルの作製」、鉄道貨物協会長賞は八王子総合鉄道部の「異常時対応能力の向上と事故防止(模擬信号機の作製とその効果)」が、それぞれ受賞した。
