JR貨物労組が定期中央委員会JR貨物労組は2002年2月6日、東京都内で第14回定期中央委員会を開いた。
緒方博恭委員長はあいさつで、コストダウンに比べ「増収に関しては若干具体性に乏しいような印象も受けた。」、「われわれが今なさねばならないのは、一:現状をつかみとりしっかりした対策を立てる、二:正念場を迎えているJR貨物改革の戦いを是が非でも完遂する、三:国鉄時代の残滓を断ち切る」とし、「ゴールは『自立するJR貨物』をつくりあげること」述べた。そして「いずれにしてもここ1〜2年が正念場。ここを乗り切れば明るい希望が見えることを信じ、ともに頑張って行こう。」とあいさつした。
また出席したJR貨物の伊藤直彦社長は、「新計画の策定に当たっては、関係方面から『JR本州三社に次いで完全民営化しなければならないのはJR貨物だ』と励ましもいただいた。」「私を含め経営陣も自ら範を示し、それができない場合はJR貨物を去る覚悟で計画達成に努力する。」と述べた。
