「エフ・プラザ東京G棟」が完成JR貨物が東京貨物ターミナル駅構内に建設していた「エフ・プラザ東京G棟」が2002年2月28日 完成した。
建築面積 約9,300平方メートル、延べ床面積 約18,400平方メートル、プレキャスト・プレストレストコンクリート造り7階建て。1階から4階までは事務所併設で、3階から上が一般倉庫で、7階は夏の温度上昇を防ぐため定温機能がついている。
D棟は、対外的には「大井ニッソウセンター」と称し、日本運輸倉庫が主体となって開発した。入居するのは家電製品量販店のサトームセン。周辺4カ所にあった倉庫を集約し、配送センターと営業倉庫・事務所として使う。同社は、貨物駅と首都高速道路に近く各店舗への配送に便利と評価している。
2月28日に現地で行われた竣工式でJR貨物の伊藤直彦社長は、「新センターは日倉とサトームセン、それにJR貨物の3社いずれにもメリットをもたらすはず。家電製品は最近 中国からの輸入が増えているが、今月23日のダイヤ改正で開業する北九州貨物ターミナル駅から東京貨物ターミナル駅に鉄道輸送すれば、船舶に比べて2日間程度速達化できるので、ぜひともご利用を...」と挨拶した。
また交通新聞は、サトームセン社長の佐藤博氏が伊藤社長の「売り込みにうなずくことしきり。」と書いている。[b]
エフ・プラザは、JR貨物が駅構内などの遊休地に建設している物流施設。
また大井ニッソウセンターはISO9001認証をその後 取得した。
