JR貨物の小集団活動全社発表会

JR貨物の2001年度小集団活動全社発表会が2002年1月30日、本社会議室で開かれた。共通テーマは、安全、コンテナ改良、機器・設備改良、新たな挑戦。

授賞者は次の通り。

最優秀賞(社長賞)

浜小倉駅の"スーパ300"による「駅社員の多機能化」
北九州貨物ターミナル駅開業で新駅へ移行するため、隣の門司駅を含めて自らの仕事を徹底的に検証した。「新駅を自らの手で盛り立てるとの決意を述べた点が高評価された」とのこと

優秀賞

郡山車両所の"タイムリー"による「コンテナ荷票落失防止金具の考案」と、広島車両所の"X"(エックス)による「電力料金の節減について」

鉄道貨物協会長賞

梅田駅の"スーパーミックス"による「コンテナ美化大作戦」

審査員特別賞

東京貨物ターミナル駅の"Revolution"による「KYTシートによる安全意識の向上」

また、グループ会社の中国フレートサービスの"中フレMAN"がゲストに招かれ発表した。

金田会長はあいさつで、ダーウィンの『種の起源』を引き、変化に対応で きなければ企業は生き残れない。コストダウンとサービスアップの両立が中期経営構想の骨子(発表は二日後になる)だが、「現場発の創意工夫も経営を支える基本の一つ」と述べた。

参考文献

• [a] 交通新聞,2002年2月4日