日本通運の2001年度中間決算日本通運は2001年度の中間決算を2001年11月20日に発表した。連結ベースで経常利益は対前年を32%下回った。萩原治・副社長は、「テロ事件がなければ、目標にしていた110億円(単体)の経常利益は確保できた」と話している。
なお連結の決算内容は、売上高が8520億500万円(プラス 0.2%)、営業利益が121億1200万円(マイナス 32.4%)、経常利益が148億9900万円(マイナス 31.6%)、当期利益は87億7400万円だった。
鉄道貨物部門は、輸送量が約1012万トン(対前年プラス 3.8%)、売上は484億円(プラス 1.6%)だった。前年度は有珠山の噴火で北海道方面が一時不通となったため、増加幅が大きくなった。なお4月から6月の第1四半期の輸送量だけを見ると前年のプラス 4%となる。
