広島で「鉄道輸送懇談会」が開催される鉄道貨物協会主催の「鉄道輸送懇談会」が2001年10月19日に広島市のホテルグランヴィア広島で開催された。2001年度で第7回目の懇談会。
出席した荷主企業は、三井化学、三菱レイヨン、日本ポリウレタン工業、昭和電工、日通広島海運支店、東ソー物流など8社。
三菱レイヨンは、全輸送量の10%程度が鉄道輸送だが、2002年度から環境会計を導入する計画があるのでその課程で鉄道の利用を増やしたいと話した。
また日本ポリウレタン工業は、鉄道の利用率は、現在は6%ほどだが今後3年間で倍増させたい、とした。
東ソー物流は、トラックによる危険品輸送にはリスクもあるので、ISOタンクコンテナによる鉄道輸送を考えたいと述べた。
またISOコンテナをテーマに集中討議が行われ、次のような意見が出された。
JR貨物からは、田村修二 取締役・営業推進本部長と木下博貴 関西支社営業部長が出席し、荷主などの要望に耳を傾け、JRの立場を説明、改善を約束した。
また集配を担当する日本通運広島支店の代表と、コンテナをリースしている日本石油輸送の九州支店長も出席した。
