「地球にやさしい鉄道貨物」キャンペーン開始

展開するイベントは次の通り。

チャリティーイベント(2002年1月20日)

JR新宿駅前のステーションスクエアで、JR貨物のコンテナで運んだ産地直送品を販売する。売上は社会福祉事業へ寄付する

地球環境物流フォーラム(2002年1月24日)

東京都内(品川)で開催する。環境対策に力を入れている企業の代表や学識経験者・環境団体が参加するパネルディスカッションを行うほか、展示コーナを設置する

物流と環境フェア2002へ出展(2月18日〜20日)

日本物流団体連合会の主催で開かれるフェアに2者共同でブースを出展する

シンポジウム「21世紀の環境を問う〜環境負荷軽減型輸送システムを考える」(3月15日)

業界関係者を対象に専門的な内容とする。基調講演とディスカッションで環境にやさしい物流システムを提案する

門司貨物ターミナル(北九州貨物ターミナル)駅完成イベント(開催日未定)

内容は検討中。実際は3月29日に小倉駅で開催された

またオリジナルのウェッブサイトを開設する。URLは、http://camp200x.kir.jp/で、鉄道貨物のサービス内容を紹介する。動画や、商品の当るクイズコーナーもある。
また小学校の副教材としても使える「ネット物流学校」もインターネットで公開している(制作は全国通運連盟)。

他にも未利用荷主向けにお試しキャンペーンや、故・相田みつをの書をあしらったポスターを連盟の会員企業へ配付するなど、キャンペーンをアピールしている。

事務局を担当する全国通運連盟の五島洋次郎業務部調査役(JR貨物から出向)は「鉄道貨物そのものの社会的認知度がまだまだ不十分」なためこのようなキャンペーンを展開するとした上で、「今回のキャンペーンが鉄道貨物輸送の利用促進とともに、連盟に加入する通運事業者のビジネスチャンス拡大につながれば」良いと話している。

参考文献

• [a] 交通新聞,2001年11月28日
• [b] JR貨物サイトの最新情報欄